化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2017年9月8日(金)10:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 503会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:49,000円(税込) ※ 昼食、資料代含
             * メルマガ登録者は 44,000円(税込)
             * アカデミック価格は 35,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
 

講 師

 鷲尾裕之 氏
 特許戦略コンサルタント / ポリマー技術コンサルタント

【講師経歴】
 1988年 日本大学生産工学部工業化学科卒業。
 同年 リケンテクノス㈱。同社知的財産部にて,材料開発(6年),分析研究(5年),知的財産(15年)をそれぞれ担当。ポリマーアロイの構造解析研究やポリオレフィン分析のためのTREFや高温GPC社内立ち上げに従事。
 熱可塑性エラストマー,PP,PEコンパウンド,エンプラ(LCP,PES,PEEK,PPS,PA,PI,POM,PET,PBTなど)からフィルム,塗料,接着剤等の経験多数。自身が発明者の特許出願1件,学会発表1件。知的財産部では,上記技術分野(熱可塑性エラストマー組成物を主として)特許戦略を担当し特許出願300件,中間処理200件。訴訟,契約実務の経験を持つ。在職中の2009年 日本大学法学部法律学科卒業。東洋大学非常勤講師(知的財産)

セミナーの趣旨

 本セミナーでは、他社特許の権利行使の抑止、共同開発契約、特許侵害時の自社への影響など技術者、営業、新米知財部員ではイメージしにくい内容について「研究・技術者」と「特許」の関係性を例にあげて基礎から詳しく解説いたします。

セミナー対象者

 (1) 特許の初歩かつ本質を学びたい技術者、研究者
 (2) 初級知的財産部員、法務担当者
 (3) 事業部門、営業部門の方

セミナーで得られる知識

 (1) 御社の事業が継続的に利益を出し続けるためのシステム構築方法
 (2) 技術者、研究者、営業部門の最低限のすぐ使える知識の習得
 (3) まずは、特許を抵抗なく読めるようにします

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1 技術者のための特許の基礎 ― 特許を知らない技術屋 ―
 直木賞作品『下町ロケット』(小学館)や、特許による収入で研究を成し遂げたノーベル賞受賞者の大村智先生についての書籍『大村智』(中央公論新社)など、「研究者・技術者」と「特許」の関係は非常に注目されており、“やっと”切っても切り離せない関係であると認知されつつあります。
 特許一つで、「事業撤退を迫られるか」「何百億の富を得るか」、特許を知らない研究者や技術者は、これからは淘汰される時代です。

2 技術者、初級知財部員および特許は初めての方への法律の予備知識 ― 秘密保持契約や共同開発契約の基礎となる民法などの知識 ―
 自分の開発した発明を他人にまねされるのは、「イヤ」ですよね。
 ましてや、共同で仕事をする同業者や顧客に契約を“読め”なかったばかりに「いいとこ取り」されるのは「悲しいこと」です。「法を知らない者は救われない」という言葉があります。「法律コワイ」から脱却するチャンスです!

3 特許の基礎講座 ― 具体例を交えて ―
 「特許は難しくありません!」「自分の発明をまねされないように」、かつ「他社に自社の事業に参入されないように」「他社特許の権利行使を抑止するように」、「道具としての特許」=「ツール」として、身につけましょう!

4 特許侵害時の権利行使 ― 恐ろしい。 ― 特許侵害時の差止請求・損害賠償請求について ―
 もし、あなたが他社の特許を侵害するならば・・・。「恐ろしいことが起こります!」。
 あなたが必死で働いて製品化し、市場で売れたとたんに自分の会社に迷惑をかける・・・。
そんな悲劇を避けましょう!