化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

安全な食品を提供するための!!

エヌ・ティー・エスセミナー

       開催日時:2017年6月9日(金)13:00~16:40
       会  場:乳業会館 3F 会議室
            〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14-19
            

       受講料:43,200円(税込)/1人 ※ 資料を含む

セミナーの趣旨

 ★ 生活環境・食生活の変化に伴い、アレルギー体質の人が増え、食物によるアレルギー事故も増加しています。また最近では、パンやパスタを食べて腹痛や下痢、嘔吐などの症状を示す人が散見され、小麦に含まれるグルテンと、セリアック病との関連が注目されてきています。
 ★ 本セミナーでは、まず食物アレルギーの基礎と小麦アレルギーについて体系的に解説いたします。さらに、グルテンフリー食品として米粉を利用した食品開発や製造技術について、ご提案します。
 ★ 対象:大学や研究機関、食品メーカなどにおいてアレルギー対策食品の開発に携わる研究者、医療機関の栄養管理部門で食品アレルギー対策に携わる栄養士など食物アレルギーに興味のある技術者、研究者の方々。

プログラム概要

第1講 食物アレルギーの基礎知識と小麦アレルギーの研究動向
香西 はな(中部大学)
第2講 グルテンフリー米粉パンの開発研究
矢野 裕之(農研機構)

プログラム

● 時 間 13:00~15:30 
● 演 題
第1講 食物アレルギーの基礎知識と小麦アレルギーの研究動向
● 講 師 中部大学 応用生物学部 食品栄養科学科 
     講師 香西はな
● 内 容
 食物アレルギーとは、食物によって引き起こされる抗原特異的な免疫学的機序を介して生体にとって不利益な症状が惹起される現象であり、多くの場合原因食物を摂取後約2時間以内に皮膚や粘膜、消化器、呼吸器等に症状が現れる。原因食物の一つに小麦があり、全年齢における3位、20歳以降の1位となっている。
 小麦アレルギーに関する研究はBaker’s Asthmaや、セリアック病などの分野で進んできた。原因タンパク質としてグリアジンやグルテニンが挙げられているが、これらは小麦粉中タンパク質の約8割を占め、グルテンとして物性に大きく関与する。加熱等によるアレルゲンの低減化は難しく、グルテンフリー食品の開発が望まれている。
 本セミナーでは、食物アレルギーの基礎から小麦アレルゲンの低減化までを体系的に詳解する。
 1. 食物アレルギーの基礎知識
 2. 小麦アレルギーについて
 3. グルテンについて
 4. 小麦アレルゲンの低減化について

講師プロフィール
川崎医療福祉大学 大学院医療技術学研究科 博士後期課程修了
博士(健康科学)。管理栄養士。
専門は給食経営管理、食物アレルギー、国際栄養。


● 時 間 15:40~16:40
● 演 題
第2講 グルテンフリー米粉パンの開発研究
● 講 師  農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門
       食品加工流通研究領域 食品素材開発ユニット 
       ユニット長 矢野裕之
● 内 容
 本セミナーでは、増粘剤などの副原料を使用しないグルテンフリー米粉パンの開発研究を中心に、農研機構食品研究部門でこれまで取り組んできたグルテンフリー食品の開発研究について紹介する。小麦アレルギーへの対応、米の消費拡大など研究背景についても言及する。
 1. 天然ペプチド「グルタチオン」を利用したグルテンフリー米粉パンの開発
 2. 副原料を一切使用しないグルテンフリー米粉パンの開発
 3. 増粘剤、グルテンなしでパンが膨らむメカニズムの解明
 4. グルタチオンを利用した大豆粉生地の物性制御に関する研究

講師プロフィール
東京理科大学 大学院薬学研究科 博士後期課程修了(薬学博士)
専門:蛋白質科学、食品科学。

16:40 終了


 
 
関連セミナー


     
    関連書籍