化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2017年6月19日(月)10:30~16:10 
       会  場:中央大学駿河台記念館 4階 480教室  → 会場へのアクセス 
            〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3-11-5
       受 講 料:49,000円(税込) ※ 資料代、昼食代含
             * メルマガ登録者は 44,000円(税込)
             * アカデミック価格は 35,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
 

セミナーの趣旨

 EVや蓄電用途としてLIBが注目されているが、従来型は有機溶媒を電解質と用いており、液漏れや発火といった安全性に課題がある。安全性の確保が期待できる全固体電池が有望な候補の一つであり、固体電解質と電極材料の特性を良く知り、各材料の組み合わせに適した利用や設計を行うことが求められる。本セミナーでは、全固体電池の全貌を解説する。

セミナーで得られる知識

 酸化物系固体電解質とそれを用いた全固体電池の知識、固体-固体界面の設計に関する知識、積層全固体電池についての考え方、全固体リチウム二次電池のメリット、市場動向、素原料などの供給。

プログラム

講演1.固体電解質の利用、設計、安全性 10:30~12:00
(質疑含)
 講 演:棟方裕一 氏  首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 助教
 【経 歴】  2004年3月 大阪大学大学院工学研究科博士課程修了 博士(工学)取得、2004年4月 科学技術振興機構 博士研究員(JST-CREST)2008年4月 首都大学東京 都市環境学部特任助教 2008年9月 首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 助教(都市環境学部兼任)
 【講演概要】  不燃性の固体電解質を用いた電池は、全固体電池を呼ばれ、優れた安全性を実現できる電池として注目を集めている。しかし、従来の電解液を用いた電池群と異なり、電池反応が進行する電気化学界面が固体同士の接合で形成されるため、新たな界面形成技術が必要となる。固体電解質と電極材料の特性を良く知り、各材料の組み合わせに適した界面形成を行うことが求められる。本講演では、固体電解質の種類や特徴を紹介すると共に、具体例を交えながら電極材料との界面形成方法を解説する。また、固体電解質の特長である自立性に着目した電池の三次元構造化も紹介する。
【講演プログラム】 1 リチウム二次電池の基礎
 1.1 電池の構成部材
 1.2 充放電反応

2 全固体リチウム二次電池
 2.1現行の電池における問題、課題
 2.2全固体化のメリット

3 全固体リチウム二次電池の構成材料
 3.1 固体電解質の種類と特徴
 3.2 電極材料

4 全固体電池の設計
 4.1 固体-固体界面の形成
 4.2 イオン伝導助剤の適用
 4.3 中間層の導入

5 三次元構造化
 5.1 構造化のメリット
 5.2 バイポーラ型電池

6 全固体電池の用途展開

講演2.
酸化物系固体電解質「LICGCTM」を用いた全固体電池の開発  
13:00~14:30
(質疑含)
 講 演:小笠和仁 氏  ㈱オハラ 特殊品事業部 LB-BU LB課 博士(工学)
 【経 歴】  2001年長岡技術科学大学博士前期課程修了、2003年株式会社KRI入社、固体酸化物形燃料電池の開発に従事。2007年長岡技術科学大学にて博士(工学)取得、2008年株式会社オハラに転職。全固体電池の開発に従事。現在に至る。
 【講演概要】  全固体電池は従来のリチウムイオン二次電池に比べて、安全であると言われている。この点について酸化物系全固体電池の観点から解説する。
オハラでは酸化物系の固体電解質であるリチウムイオン伝導性ガラスセラミックス「LICGCTM」を製造販売している。本講演では、その特性とそれを用いた積層型全固体電池について構造や特徴、特性などを解説する。
【講演プログラム】 1 酸化物系全固体電池の位置づけと安全性

2 リチウムイオン伝導性ガラスセラミックス「LICGCTM」の紹介

3 全固体電池の基礎試験

4 積層型全固体電池(開発品)の構造と特徴、特性

講演3. 講演の題名:酸化物系固体電解質LLTOの高性能化 14:40~16:10
(質疑含)
 講 演:堺 英樹 氏
     東邦チタニウム㈱ 技術開発本部 開発部 主席技師 博士(工学)
 【経 歴】  1986年3月電気通信大学物理工学専攻終了、1986年4月日本鉱業(現JXTGホールディングス)入社。化合物半導体、セラミックス超伝導体等の開発に従事、1994年電気通信大学にて学位取得、1996年東邦チタニウムに出向(2010年転籍)。高純度酸化チタン、超微分ニッケル、チタン酸バリウム、リチウムイオン2次電池用材料の開発に従事。現在に至る。
 【講演概要】  次世代リチウムイオン電池と目されている全固体電池・Li空気二次電池に使用されるであろう固体電解質には、ガラス系・酸化物系・硫化物系など、いくつかの候補物質が開発のしのぎを削っている。本講演では、酸化物系の候補材料の一つであるLLTOの高性能化に関して、理解が深まるとともに、それ以外の材料の知識、市場動向、原料などの供給などに関する知識も得られる。
【講演プログラム】 1 会社紹介

2 車載用LLTO(全固体電池)の市場

3 東邦チタニウムのLIB材料開発の取り組み

4 LLTOの紹介
 4.1 ペロブスカイト型リチウムイオン伝導性酸化物
 4.2 リチウムイオン伝導のメカニズム
 4.3 製造プロセス
 4.4 リチウムイオン伝導度の評価
 4.5 機械的特性
 4.6 LLTOを用いた金属リチウム空気二次電池
 4.7 モーター駆動による空気電池のデモンストレーション

5 資源

 

 
 
 
 
 
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