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~ 適切な分散法で最大限の効果を引き出すヒントを見つける ~
 導電性を効果的に発現させるためには? カーボンブラックの選定、配合、混練・混合プロセス等の分散技術から応用技術まで解説します!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2017年5月30日(火)10:30~16:30
       会  場:江東区文化センター 3F 第2研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

 デンカ㈱ デンカイノベーションセンター 先進技術研究所 新規材料研究部 研究員
  永井達也 氏

<ご専門>
 電気化学、無機合成化学

<学協会>
 電気化学会

<ご略歴>
 2009年 産業技術総合研究所つくば中央(契約社員)
 2012年~ 現職

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・製品開発に携わる技術者、研究担当者
 ・研究所所長、マネジャー
 ・事業企画部門などに在籍する技術出身担当者

習得できる知識

 ・アセチレンブラックを始めとするカーボンブラックの特性・特徴
 ・アセチレンブラックの使用・活用テクニック
 ・カーボンブラックなどの微粉炭素の分散の考え方、実践方法
 ・リチウムイオン電池用の導電剤としての活用法と高性能化

趣 旨

 カーボンブラックは、帯電防止や導電性付与の目的で樹脂やゴム、電池材料の添加剤として幅広く用いられています。本講演では、カーボンブラックの製法、特性、物性評価法、並びに、用途例について代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックを主体に解説します。導電性を効果的に発現させるための導電性メカニズムは、カーボンブラックの選定のみならず、配合、混練・混合プロセス等の分散技術と密着した関係にあり切り離すことができません。これら一貫した材料設計を特にリチウムイオン二次電池材料用途を重点的に、樹脂・ゴム用途においても技術的に重要な考え方を解説します。
 本講座では代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックの適切な使用で添加された材料の品質を最大限引き出すヒントを見つけられるような講演にしたいと思います。

プログラム

1.はじめに
  ・各種導電フィラーの位置づけ 、炭素の多様性

2.カーボンブラックの特性と用途
  2-1.代表的な導電性カーボンブラック
    ・アセチレンブラック、ケッチェンブラック
    ・ファーネス法導電性カーボンブラック
  2-2.製法と基本性状の関係について
    ・カーボンブラックの製法
    ・カーボンブラックの合成プロセス
    ・3大基本特性(一次粒径、比表面積、OAN、揮発分)
    ・結晶性、凝集形態、不純物、その他
  2-3.基本性状の評価方法
    ・分析的手法
    ・物性評価による方法
  2-4.導電性カーボンブラックの特性と用途
    ・CVケーブル、導電性シリコーン、ICトレー・シート、タイヤブラダー
    ・その他
  2-5.電池用途におけるカーボン系導電剤の役割~アセチレンブラックを例としてリチウムイオン二次電池
    ・リチウムイオン二次電池、鉛蓄電池、電気二重層キャパシター、燃料電池
    ・その他

3.カーボンブラックの導電性メカニズム
  3-1.導電性メカニズム
  3-2.導電性、分散性に影響を及ぼす因子

4.カーボンブラックの最適活用・配合術
  4-1.アセチレンブラックの代表的品種、特殊なアセチレンブラック
    ・粉状品、プレス品、粒状品
    ・高比表面積品、低比表面積品
    ・改質品 (高結晶化、官能基付与など)
  4-2.アセチレンブラックのリチウムイオン二次電池の導電剤の用途別活用例
    ・リチウムイオン電池の技術トレンド
    ・正極における導電剤としての活用事例
    ・負極における導電剤としての活用事例

5.リチウムイオン電池の電極プロセスを事例にしたアセチレンブラックの分散技術
  5-1.分散の定義
  5-2.小粒径アセチレンブラックの活用術
    ・混練工程における工夫
    ・分散液化技術、易分散化技術
  5-3.分散の新しい評価技術
    ・電極スラリーにおける電気化学的分散評価の取り組み

6.アセチレンブラックとカーボンナノチューブ(MWCNT)との併用事例
  6-1.リチウムイオン二次電池用途
    ・カーボンナノチューブ(MWCNT)について
    ・アセチレンブラックとカーボンナノチューブの併用・複合化事例
  6-2.コンパウンド用途における併用事例

7.次世代アセチレンブラックへの課題と対応
  7-1.リチウムイオン二次電池用途の導電剤としての課題
    ・負極への活用
    ・高電位電池対応
  7-2.電気化学分野におけるアセチレンブラックの展望
  7-3.まとめ
 

 
 
 
 

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