化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2017年2月28日(火)13:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 502会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       参 加 費:42,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 39,000円(税込)
             * アカデミック価格は 25,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
 

講 師

 中野貴由 氏 / 大阪大学大学院 工学研究科 教授

【講師経歴】
 平成2年3月 大阪大学工学部 金属材料工学科 卒業
 平成4年3月 大阪大学大学院 工学研究科 金属材料工学専攻 博士前期課程修了
 平成4年4月 大阪大学工学部材料物性工学科助手着任
 平成8年3月 博士(工学)(大阪大学)の学位取得
 平成11年4月 大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル科学専攻 講師
 平成13年6月 大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル科学専攻 助教授
 平成20年4月 大阪大学大学院 工学研究科 マテリアル生産科学専攻 教授
 平成26年12月 大阪大学工学研究科附属 異方性カスタム設計・AM(3Dプリンター)研究開発センター副センター長(兼任)

【活動(研究歴、所属学会、著書など)】
 結晶学や結晶塑性学などの材料工学で培われた評価・解析・制御法を生体組織ならびにそれを代替もしくは誘導する生体材料の構造・機能特性の解明に適用し、生体物性の評価、生体組織再生技術の開発、生体材料の創製を目指すとともに、極限状態下(生体環境・超高温)における材料の開発に取り組んでいる。
 とりわけ生体組織に特徴的な階層ごとの異方性配列・構造に注目し、生体を含む特殊環境下でさえも高機能発現を可能とする材料を創製するための“異方性の材料科学”ともいうべき新たなジャンルの学問体系を築くことを目的としている。
 約10年前から、3Dプリンタによる高機能化特性の発現を目指して、金属材料を中心とした形状・組織の制御法の確立に取り組んでいる。
 所属学会は日本金属学会、日本バイオマテリアル学会、骨形態計測学会など多数。
 著書30冊以上、解説100編以上、論文約300編など多数。中野研HPを参照されたい。(http://www.mat.eng.osaka-u.ac.jp/msp6/nakano/)。
 

 

セミナーの趣旨

 電子ビームならびにレーザビームを用いた金属3Dプリンタは、金属材料の形状ならびに組織の同時制御を可能とする。積層造形法は、任意に形状パラメータを制御することが大きな利点であり、ハード・ソフトの加速的進化にともなってより正確で分解能の高い、高精度な3次元造形品の製造が可能となっている。同時に、造形品を一定の積層方向に作製する場合が多く、結果として、異方性/等方性を付与し、レーザーや電子ビームのような熱源を利用する際には、内部組織、いわゆる組織パラメータを制御することも可能となる。つまり、形状パラメータと組織パラメータを同時にカスタム化することが可能となり、両パラメータを上流設計思想のパラメータとして投入し、コンボルートすることで、新たな製品や新市場が生み出されるものと期待される。
 3Dプリンタによる形状パラメータの任意制御は「均一性・画一性」から脱却することを意味し、カスタム医療・生体・福祉分野、航空・エネルギー分野、カスタム家電事業分野、教育・サービス分野など多方面での製品の高付加価値化へとつながる。原料粉末を閉じ込めた設計とすることで粉末レベルでの階層構造を持つカスタムインプラントの製造さえ可能となる。
 本講演では、3Dプリンタ市場の今後の展開を見据えつつ、現状の技術動向について解説する。

セミナーで得られる知識

 ① 金属3Dプリンタを中心としたAdditive Manufacturing技術の今後の動向や可能性、
 ② 金属3Dプリンタによる最先端の形状・組織の制御法

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1.AM(AdditiveManufacturing)とは
 1.1 AM技術とその基本原理
 1.2 AMにより可能となること

2.AMによる形状・材質制御
 2.1 異方性形状設計と制御法
 2.2 異方性材質制御法

3.SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)における「三次元異方性カスタマイズ化設計・付加製造拠点の構築と地域実証」プロジェクト
 3.1 国家プロジェクトとしてのSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)について
 3.2 阪大異方性カスタムAMセンターについて
 3.3 大・中小企業の参入、地域活性化への道筋
 
 
 
 
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