化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2016年7月11日(月)13:00~16:50 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 501会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       参 加 費:49,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 44,000円(税込)
            パンフレット

セミナーの趣旨

 セルロースナノファイバー(CNF)の応用展開を進めるためには、セルロースナノファイバーの優れた特徴を理解する必要があ る。次に、どのような基礎コンセプトが応用の発想に必要なのかを考慮することが求められる。
 そのため、まず基礎事項と共に、国内の実用化への取り組みと、そこに用いられているCNF の製造、機能化技術例について 解説する。また、CNF を活用した「食品分野」及び「包装材料」の利用について実用事例や応用例を交えて解説する
 

プログラム詳細

1. セルロースナノファイバーの概要と応用(ACC 法など)、産業への期待
講 師 九州大学 大学院農学研究院 近藤哲男 氏  13:00~14:10(質疑含)
プログラム 1. セルロースナノファイバーの基礎物性
 1.1 構造
 1.2 物理化学的性質
 1.3 安全性
2 .応用例と用いられている技術・コンセプト
 2.1 応用例
 2.2 製造方法
  (1) 原料
  (2) 製造方法
   ① 化学的方法
   ② 物理的方法
   ③ 物理化学的方法
3 水中カウンタ-コリジョン法(ACC)の概説
 3.1 ACC法が天然セルロース素材に対してどのように優しく作 用するのか?
 3.2 ACC-ナノセルロースの両親媒性発現を用いる応用に向けた検討
4. おわりに
 4.1 トッブダウン型とボトムアップ型セルロースナノファイバー
 4.2 ナノファイバーは細ければ細いほど利点があるのか?
 4.3 今 後の展望や課題について
2. CNFの食品としての利用を目指して
講 師 森林総合研究所 主任研究員 林 徳子氏  14:20~15:30(質疑含)
プログラム 1. 食品分野におけるナノテクノロジー
2. 食物繊維としてのセルロース
3. 食品添加物としてのセルロース
4. 食品利用を目指したCNF生産法
5. 上記CNFの安全性について
3. ナノセルロースの包装材料としての利用
講 師 凸版印刷株式会社 事業開発・研究本部 加藤 友美子 氏  15:40~16:50(質疑含)
プログラム 1. 背景
2. TEMPO酸化とセルロースナノファイバー
3. 包装材料としての利用
4. まとめ