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バイオミメティクスシリーズ第2回  “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2016年2月19日(金)10:00~17:10
       会  場:『あすか会議室 神田小川町』 5階 501会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1-7 日本地所第7ビル
       参 加 費:40,000円(税込) ※ 資料代・昼食代含
             * メルマガ登録者は 36,000円(1回受講につき10%引き)
             * シリーズ4回分をまとめてお申込み:128,000円(20%引き)
       高分子学会特典 各回 32,000円(税込) (*資料代・昼食代含)
             * シリーズ4回分をまとめてお申込み:100,000円(税込)
       パンフレット

セミナーの趣旨

 技術開発におけるバイオミメティクスは、古くて新しいテーマである。人間は鳥に憧れ飛行機などを開発し(機械系)、絹糸を模倣してナイロンなどの合成繊維が生まれた。酵素を模倣した触媒開発、葉緑素を模倣しての人工光合成など以前より取り組まれているテーマでもある(分子系)。近年バイオミメティクスが改めて注目を浴びている。これは、生物を観察するための各種カメラや顕微鏡など観察のための機器や計測・分析技術などの進歩により生物の機能に関する研究が進み、そのうえでナノテクノロジーなど、模倣を実現するための「製造」技術が進歩しているためと思われる。
 当該企画では、文部科学省科学研究費新学術領域「生物多様性を規範とする革新的材料技術」の領域代表で、高分子学会「バイオミメティクス研究会」運営委員長である千歳科学技術大学教授下村政嗣先生のご監修の基、バイオミメティクスのそれぞれのステップ~見る・測る・作る~で使用される具体的な機器類とその使い方およびそれらを用いての研究結果、開発成果を、具体的な事例をもとに、全4回のセミナーと書籍で解説する。
 セミナー第2回「測る」では、トライボロジー計測(表面性測定、摩擦力計測など)、表面分光分析、走査型プローブ顕微鏡、超音波・エコー、イメージング質量顕微鏡、センサーなど各種分析・計測機器を用いた研究事例を紹介する。また、セミナーの内容を補ってセミナー4回シリーズ終了後に書籍を発行予定である。

全セミナー日程

第1回 2016年1月22日(金) “見る/観る” 各種事例とその観察手法の紹介
第2回 2016年2月19日(金) “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介
第3回 2016年3月18日(金) “作る/造る/創る” 各種事例とその製造手法の紹介
第4回 2016年4月15日(金) 海外動向、特許、国際標準化動向などの紹介
 

第2回セミナー プログラム

2016年2月19日(金) “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介
講演1 下村政嗣先生 ; はじめに ~バイオミメティクス研究の概要~ (全ご講演の最後:「本日のまとめ」)  10:00~10:10
  千歳科学技術大学 教授、文部科学省科学研究費新学術領域「生物多様性を規範とする革新的材料技術」領域代表
講演2 小林元康先生 ;表面化学修飾を中心とした表面改質技術の開発とそのトライボロジー特性への効果の調査  10:10~11:00
  工学院大学 工学部応用化学科 高分子合成化学研究室 教授
講演3 平井悠司先生 ; 昆虫体表面の摩擦力測定~微細構造と摩擦力の関係~  11:10~12:00
  千歳科学技術大学 理工学部 応用生物学科 専任講師
講演4 山口哲生先生;ハイドロゲル人工軟骨の摩擦・摩耗  13:10~14:00
  九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 准教授
講演5 松尾行雄先生;コウモリやイルカのエコロケーション・メカニズムとその応用技術  14:10~15:00
  東北学院大学 教養学部 情報科学科 教授
講演6 緒方是嗣先生;イメージング質量顕微鏡の高空間分解能分析  15:10~16:00
  ㈱ 島津製作所 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 グループ長
講演7 森 直樹先生; 植物の防御システムを活性化する昆虫由来エリシエーターとその応用  16:10~17:00
  京都大学 大学院農学研究科 応用生命科学専攻 化学生態学 准教授
 

 

インスツルメンテーションの視点からみたバイオミメティクス:プログラム

2016年2月19日(金)開催: 第2回 “測る/計る” 各種事例とその計測&イメージング手法の紹介
 時間帯
(質疑含む)
ご講演者 ご所属 部 署 役 職
テーマ 機器/手法
プログラム概要  
10:00~10:10 下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
はじめに  
プログラム概要 1. バイオミメティクス研究の意義と課題
2. 「見る」「測る」「作る」の意味と意義
3. なぜ、インスツルメンテーションが重要か(今回の企画の意義)
10:10~11:00 小林元康先生 工学院大学 工学部応用化学科 高分子合成化学研究室 教授
表面化学修飾を中心とした表面改質技術の開発とそのトライボロジー特性への効果の調査 トライボロジー、WET、ミクロ
プログラム概要 1. 表面化学修飾の手法(溶液法と気相法、表面グラフト)
2. 表面の濡れと摩擦
3. 表面性測定機によるマクロトライボロジー測定
4. 走査プローブ顕微鏡によるミクロトライボロジー測定
11:10~12:00 平井悠司先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 専任講師
昆虫体表面の摩擦力測定~微細構造と摩擦力の関係 トライボロジー、Dry、マクロ、摩擦力計測装置
プログラム概要 1. 自然界における微細構造による摩擦制御表面の紹介
2. 原子間力顕微鏡を用いた昆虫体表面の微小領域の摩擦力測定
3. 摩擦摩耗試験機を用いた昆虫体表面の摩擦力測定
4. まとめ
12:00~13:10       昼食&昼休み(名刺交換などを含む)
13:10~14:00 山口哲生先生 九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 設計・生体システム 准教授
ハイドロゲル人工軟骨の摩擦・摩耗 吸着、摩擦係数算出/計測、粘度計
プログラム概要 ハイドロゲル人工軟骨は、超高分子量ポリエチレンやコバルトクロム合金のような既存の人工関節材料とは異なり、関節軟骨に構造や機能が類似しているため、生体に優しい次世代の人工関節材料として期待されています。
本講演では、ハイドロゲル人工軟骨の物性を評価するためのいくつかの手法についてご説明すると同時に、性能向上への取り組みをご紹介したいと思います。
14:10~15:00 松尾行雄先生 東北学院大学 教養学部 情報科学科 教授
コウモリやイルカのエコロケーション・メカニズムとその応用技術 超音波計測、エコー
プログラム概要 1. エコーロケーションとそのメカニズム
2. 空中での応用例「小物体検知システム」
3. 水中での応用例「広帯域魚群探知システム」
4. まとめ
15:10~16:00 緒方是嗣先生 ㈱島津製作所 分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 グループ長
イメージング質量顕微鏡の事例 イメージング質量顕微鏡
プログラム概要 1. イメージング質量顕微鏡とは
2. 生体薄切試料を観察し、モノの分布を明らかにした「事例紹介」
3. 高空間分解能を実現する前処理技術
4. まとめ
16:10~17:00 森直樹先生 京都大学 農学研究科 応用生命科学専攻 化学生態学 准教授
植物の防御システムを活性化する昆虫由来エリシエーターとその応用 センサー、各種分析機器(含む、イメージング質量顕微鏡)
プログラム概要 1. 昆虫の食害で誘導される植物の抵抗性
2. チョウ目幼虫の食害でダイズに誘導される反応
3. 化学的?物理的?
4. まとめ
17:00~17:10 下村政嗣先生 千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授
おわりに ~本日のまとめ~  
 

  → 全セミナー日程の詳細  
 
 
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