化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2015年12月9日(水)10:30~16:30
       会  場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 3F 会議室
            東京都千代田区神田神保町3-2  → 会場へのアクセス
       参 加 費:49,800円(税込) ※ 昼食・資料代を含む

講 師

福井正博 氏 / 立命館大学 理工学部 電子情報工学科 教授

【略歴】
1983年 大阪大学大学院博士前期課程(電子工学専攻)修了。
同 年 松下電器産業㈱ 入社。
1989年~1991年 カリフォルニア大学バークレー校にて客員研究員。大規模集積回路の自動配置配線等のCADおよびシステムLSI設計手法の研究開発に従事。
2000年頃~ 電子システムの低電力化に関する研究を推進。
2003年 立命館大学理工学部教授。
2004年 スーパーヒューマン知能システム研究センター長。医療用マイクロカプセルの電池活用技術開発。電池駆動超小型電子システムの低電力化技術開発。
2009年~ 学内外のスマートグリッドプロジェクトに参加。産業用蓄電池の特性抽出、制御回路、有効活用技術に関する研究を推進。
最近の興味は地球環境に貢献する電子技術、すなわち、蓄電池、スマートグリッド、画像処理を用いた自動車安全システムなど。

【学会】
情報処理学会、電子情報通信学会、電気学会、システム制御情報学会、自動車技術会、電気化学会、IEEE各会員

講演趣旨

 近年、高エネルギー蓄積デバイスとしてリチウムイオン蓄電池が注目されているが、温度特性や劣化特性の把握が難しいなど、効果的なバッテリーマネジメント手法が求められている。
 本セミナーでは、蓄電池やスマートグリッド関連の初学者、若手技術者を対象に、リチウムイオン蓄電池の基本特性と、そのモデル化手法を理解し、効果的な残量予測や劣化予測に関する基本的な方法を習得することを目的とする。蓄電池残量に関しては、様々な提案手法を概説し、蓄電池の温度特性や劣化特性も含めて正しく測定するための手法とマイコンを使った実装例をお話しする。また、蓄電池劣化に関しても、基本的な、劣化のメカニズムを理解した上で、その測定方法と抑制方法について紹介する。また、組電池のバランス制御など、残量、劣化の扱いについても説明する。

本セミナーで得られる知識

・リチウムイオン蓄電池の特性、動作、シミュレーションおよび制御方法
・バッテリーマネジメントの基本

プログラム詳細

1. イントロダクション
 1.1 蓄電池の背景と動向
 1.2 リチウムイオン蓄電池の動作原理
 1.3 他の蓄電池の特徴
 1.4 蓄電池への要求と最適化

2. 蓄電池のモデル化
 2.1 蓄電池の電気的特性、等価回路表現
 2.2 蓄電池の特性測定方法
 2.3 蓄電池の温度特性

3. 残量計
 3.1 残量推定に用いられる方法
 3.2 カルマンフィルタを用いた高精度残量推定手法
 3.3 高精度残量計のマイコン実装例
 3.4 組電池バランス制御手法

4. 劣化のモデル化と抑制技術
 4.1 蓄電池の劣化現象とモデル化
 4.2 劣化の測定方法
 4.3 劣化を抑制する使い方
 4.4 蓄電池の温度管理手法とマイコン実装例
 4.5 組電池の劣化抑制

5. まとめ