化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 微生物とは? 培地とは? 培養条件とは?

エヌ・ティー・エスセミナー

       開催日時:2015年11月19日(木)13:00~17:00
       会  場:オーム社・第2ゼミルーム
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-1 オームビル内
            
 
       参 加 費:40,000円+消費税  ※ 資料を含む

セミナーの趣旨

★ 醸造・発酵食品産業をはじめとして、色々な分野で微生物(酵母、カビ、細菌)が利用されている。微生物を効率的良く利用するには、対象とする微生物に適合した培地や培養法を確立しなくてはならない。
★ 本セミナーでは、菌の能力を活かすには培地や培養条件のような環境要因をどの様に考えてやることが必要であるかを演者の経験を織り交ぜながら、平易に分かり易く解説する。現場ですぐに役立てたいただければ幸甚である。
★ 対象:微生物の取り扱いの基礎を体系的に学びたい若手技術者はじめ、微生物のさらなる効率利用を目指す技術者、研究者の方々。

講 師

山梨大学 大学院総合研究部・生命環境(生命工学)
      研究員 長沼 孝文

講師プロフィール
1965年 山梨大学教育学部卒業
1967年 山梨大学 工学部 教務職員
1987年 理学博士(東京理科大学)
1990年 山梨大学 工学部 講師
2003年 山梨大学 工学部 助教授
2007年 山梨大学・院医工総合 准教授
2012年3月 退職
2012年4月 山梨大学・院総合 研究員 
専門:生化学、微生物生理・生化学、応用微生物学
研究分野:油脂生産酵母の代謝におよぼす培地や培養条件の影響を中心に微生物活用法に関する研究
受託研究:2006-2010 NEDO技術開発機構;「酵母による木質系バイオマスの軽油代替燃料変換に関する研究開発」
     2012-2015 JST A-STEPハイリスク挑戦タイプ:「油脂生産酵母を利用した低価値な再生可能資源の高度利用」
共同研究:山梨県南アルプス市:「油脂酵母を用いた農産廃棄物からのBDF生産に関する基礎的研究」

プログラム

● 時 間 13:00~17:00
● 内容
 地球上で最も古い生命体である微生物は極めて小さく、人間のような多細胞からなる複雑な組織や器官を持たない。にもかかわらず現在まであらゆるところで生息出来ているのは環境に適合した代謝をおこなっているからであると考えられる。
 これら代謝は遺伝子によって規定されていてカビ、酵母、バクテリアでは異なり、またそれらの属によって違いがある。そして属を構成する種さらに菌株に至るまで基本的な代謝は遺伝子で規定されているが、その発現には環境要因である培地や培養条件が大きく影響している。
 そして、この観点を上手く利用することで特性のある発酵生産物を効率良く取得できることが可能になる。
 本セミナーは、菌の能力を活かすには培地や培養条件のような環境要因をどの様に考えてやることが必要であるかを、演者の経験を織り交ぜながら、平易に分かり易く解説し直ぐに現場で役立てて貰うことを目指す。

 1.微生物の基礎
  ・微生物の世界
  ・微生物とは
  ・形態
  ・名称法・種類・多様性
  ・自然界における微生物の存在
  ・微生物の構造・代謝・増殖
  ・殺菌・静菌
  ・微生物利用の例

 2.微生物培養の実際
  1)培養準備
  2)培地
    ・種類
    ・水
    ・構成成分
    ・pH
  3)殺菌
  4)接種
  5)種菌保存
  6)培養
  7)生育量測定