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S&T出版セミナー

       開催日時:2015年8月6日(木)10:30~16:30
       会  場:連合会館 5階 502会議室 → 会場へのアクセス
       参 加 費:49,800円(税込) ※ 昼食・資料代を含む
 

セミナーの趣旨

 液中での粒子分散・凝集状態を評価する手法を,実際の測定例も交えながら,解説します.特に評価が難しい濃厚系(高粒子濃度)のスラリーや多成分の粒子からなるスラリーについて,粒子集合状態をいかに評価し,実プロセスに応用していくかを解説します.さらに,粒子集合状態を制御する方法についていくつかの例を紹介します.

講 師

森 隆昌 氏 / 法政大学 生命科学部 環境応用化学科 准教授
       法政大学大学院 スラリー工学研究所 所長

【ご略歴】
1997年3月 名古屋大学工学部分子化学工学科 卒業
1999年3月 名古屋大学工学研究科博士課程前期課程 修了
2002年3月 名古屋大学工学研究科博士課程後期課程 修了(博士(工学))
2002年4月 名古屋大学工学研究科物質制御工学専攻 助手
2013年4月 法政大学生命科学部環境応用化学科 准教授
2014年4月 法政大学大学院スラリー工学研究所 所長(兼務) 現在に至る

2009年6月~10月 メルボルン大学客員研究員
2011年7月~9月 JSPS組織的な若手研究者等派遣プログラム
            ストックホルム大学客員研究員
2012年7月~9月 JSPS組織的な若手研究者等派遣プログラム
            シンガポール大学客員研究員

【受賞歴】
1. 第15回粉体工学会 研究奨励賞(2007年)
 「固液分散系スラリーの圧密特性評価法の開発に関する研究」
2. 東海化学工業会 学術賞(2012年)
 「液中微粒子の分散・凝集状態制御及び評価に関する研究」
3. 国際粉体工業展2012アカデミックコーナー研究奨励賞(2012年)
 「液中ナノ粒子の分散・凝集状態評価技術の開発」
4. 名古屋大学材料バックキャストテクノロジー研究センター 若手研究奨励賞(2013年)
5. ホソカワ粉体工学振興財団研究奨励賞(2013年)
 「液中での微粒子集合状態評価及び制御に関する基礎研究」

プログラム詳細

1. イントロダクション

2. 粒子の分散・凝集を支配する要因
 (1) DLVO理論
 (2) 非DLVO力
 (3) スラリー評価の必要性

3. 粒子の分散・凝集評価方法
 (1) 重力沈降・遠心沈降法
 (2) 沈降静水圧法
 (3) 浸透圧測定法 -ナノ粒子スラリーの評価法-
 (4) 直接観察法

4. 流動性評価と分散・凝集
 (1) 流動曲線
 (2) 粒子分散・凝集状態との相関
 (3) 流動性から分散・凝集状態を予測する上での注意点

5. 粒子集合状態の制御方法
 (1) スラリーのpH,イオン濃度による制御
 (2) 高分子電解質による制御
   a.高分子電解質の吸着量測定法
   b.高分子電解質の吸脱着挙動
   c.高分子電解質の添加量と粒子集合状態の関係
 (3) その他の制御方法(電場を利用したケミカルフリー造粒)

6. スラリー評価に基づくプロセス制御の実例
 (1) 沈降法のスプレードライへの応用 -セラミックスプレス成形の最適化-
 (2) スラリー特性に及ぼす微量添加物の影響 
 (3) スラリー特性の経時変化
 (4) 多成分スラリーの評価 -リチウムイオン電池正極材料スラリーを例に-

7. まとめ